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心理的応急処置(Psychological First Aid : PFA)

心理的応急処置(Psychological First Aid : PFA)とは

支援者が被災者や犯罪の被害を受けた方などと関わるとき、どのように声をかけたり、何に気をつけて接したらよいのでしょうか。PFAは、そのような疑問に応えるための心理的応急処置です。今まで世界中でいくつかのPFAが開発されてきましたが、ここではWHO(世界保健機関)が中心となって開発したものについてご紹介します。
PFAは、危機的な出来事に見舞われて、苦しんでいる人の心理的回復を支えるための、人道的、支持的、かつ実際の役に立つ様々な支援をまとめたものです。心理的(サイコロジカル)という言葉を使っていますが、社会的生活をささえるための支援も含まれています。また、災害弱者や支援者自身のケアもできるように工夫されています。
災害などの応急対応でPFAを用いることは、国連の機関間常設委員会によるIASCをはじめ、さまざまな国際的ガイドライン、組織において推奨されています。

WHO版PFAとは

2011年に公開されたWHO版PFAは、国際的に最もひろく受け入れられ、普及されています。その開発には、精神医療の専門家だけではなく、アフリカや南アジアといった地域で実際に国際緊急時支援や難民支援にあたってきたNGOなどの実務者の意見が大きく取り入れられており、幅広い人々にとって分かりやすく、使いやすいものになっています。WHO版PFAは見やすいマニュアルとしてまとめられており、日本では2012年以降、災害時こころの情報支援センターがWHOと契約を交わし、精力的に普及をしています。